初めての個人輸入ガイド|やり方・注意点・通関まで6ステップで解説!
個人輸入代行
2026/8/18[ 公開日:2026/8/18 ]

日本では見かけないユニフォーム、現地限定の雑貨、旅先で気になったお菓子。
欲しい気持ちは先に立つのに、注文画面の住所欄で手が止まる、というのはよくある話です。関税はいくら? ちゃんと届く? メッセージはどう返す?
個人輸入そのものは、特別な資格がいる作業ではありません。自分で使う分を、海外から取り寄せるだけです。ただ、「買えた」と「自宅に届いた」のあいだには、いくつか確認しておくポイントがあります💡
初めての方向けに、やり方・注意点・通関を6つのステップに分けて解説します。
個人輸入とは?
個人輸入とは自分で使うために、海外の店や通販から商品を日本へ取り寄せることです。海外通販、海外直送、個人輸入代行と呼ばれることもありますが、やっていることはだいたい同じです。
税関が見ているのは「個人かどうか」より「自分で使うか」です。転売するつもりで大量に買うと、商業輸入扱いになります。同じTシャツを10枚、毎週のように同じ店から、という買い方は、自分用と説明するのが難しくなります。

アメリカや中国は、日本向けに発送してくれる店が増えています。メキシコは事情が少し違って、メルカドリブレも現地ブランドも「国内まで」が多い。日本の住所を入れると、そこで止まることがあります。
ステップ1:輸入できる品か確認する
最初に見るのは値段より日本に入れてよいかです。安い商品でも、ここで止まると手元には来ません。
税関の禁止・規制品目では、麻薬、銃砲、爆発物、偽造通貨、わいせつ物、児童ポルノ、偽ブランドなどは輸入できません。2022年10月以降は、模倣品を「自分用だから」で通すのも難しくなっています。極端に安いブランド品は注意が必要です。
輸入すること自体はできても、条件がつくものがこちら。

「分けて送れば免税になる」も当てにしない方がいいです。同じ人宛ての荷物は、合算して見られることがあります。
ステップ2:全部でいくらかかるか見る
「16,666円以下なら税金なし」という話を見たことがあるかもしれません。半分合っていて、半分は誤解しやすい表現です。
自分で使う分と認められれば、課税価格は海外の売値×0.6(いわゆる0.6掛け)です。それが1万円以下なら、関税も消費税も原則かかりません。

ただし、革製のバッグや手袋、編物製衣類、革靴などは、課税価格が1万円以下でも免税の対象外となる場合があります。これは、国内産業への影響などを考慮して、税関が特定の品目を少額免税の対象外としているためです。
関税がゼロでも、郵便の通関料や宅配便の立替手数料などが別途かかることがあります。画面に表示された商品代金や送料だけを見ていると、荷物を受け取る際に追加料金が発生して驚くこともあるので、注意しましょう!
「0.6掛け」は、これからどうなるか
いまのところ、この「0.6倍」のルールはまだ使えます。
ただ、令和8年度の関税改正で、この特例は廃止されることが決まっています。財務省によると、海外サイトから直接購入する場合と、国内のお店で購入する場合とで税負担に差が出ていることや、「自分で使うもの」として輸入するケースが増えていることなどが、廃止の理由とされています。
ネットでは「2026年から廃止される」と説明している記事もありますが、実際の施行は2028年4月1日(令和10年4月1日)の予定です。
そのため、現在の「海外小売価格×0.6」で計算する仕組みや、16,666円という目安が今後もずっと続くとは考えないほうがよさそうです。
今後、海外から商品を購入する場合は、制度が変わる可能性があることだけ頭に入れておくと安心です。最新の情報を確認するときは、財務省や税関の案内を見るのが確実です。
ステップ3:送り方を決める
あとで困りにくいのは、追跡番号とインボイス(納品書)が発行される方法で送ってもらうことです。
国際郵便は、比較的手続きがシンプルです。一方、DHLやFedExなどの国際宅配便は、配送が早い反面、関税などを配送会社がいったん立て替えて、荷物の受け取り時に着払いで支払うケースがあります。
さらに一般貨物として送る場合は、自分で税関へ手続きをしに行くか、通関業者に依頼する必要があります。初めてなら、ここは少しハードルが高く感じるかもしれません。
もうひとつ確認しておきたいのが、返品できるかどうかです。海外への返品は、商品代よりも往復の国際送料のほうが高くなってしまうこともあります。
初めて海外から購入するなら、まずは少額の商品で試してみると安心です。
ステップ4:注文する
住所は日本語・ローマ字どちらで入力する場合も、間違いがないように確認しましょう。電話番号は、税関や配送会社からの連絡に使われます。
カードやPayPalが使えるか、インボイスに商品名と金額がきちんと記載されるかも確認しておくと安心です。SSLに対応していないサイトや、不自然に安い商品、日本語がおかしいブランド品サイトなどは、無理に購入しないほうが安全です。
ステップ5:届くまで待つ
荷物は、現地を出て、日本に到着し、税関を通ってから自宅へ届くという流れです。検疫や書類の不備があると、さらに時間がかかることがあります。
追跡情報が現地で止まってしまうと、出品者に確認できない場合は少し不安です。
植物の場合は、現地での検疫証明書の取得、土を落とした状態での発送、日本の植物防疫所での検査が必要になります。この流れは省略できません。
ステップ6:通関して受け取る
送り方によって、受け取り方も変わります。
送り方 | 受け取り・通関の流れ |
|---|---|
国際郵便 | 税金がなければ、そのまま自宅に届きます。課税された場合は、税金と通関料を支払って受け取ります。 |
国際宅配便 | 配送業者が通関を行い、立て替えた関税などを受け取り時に支払うケースが多いです。 |
一般貨物 | 到着の連絡を受けたら、仕入書などを用意して、通関業者や税関で手続きをします。 |
課税価格が20万円を超える場合は、輸入申告が必要になります。詳しくは、税関の個人輸入通関手続やカスタムスアンサー3002で確認できます。
旅行で持ち帰る場合は、空港での手続きに「Visit Japan Web」が便利です。ただし、植物・種子・土・肉などは、お土産であっても自由に持ち込めるわけではありませんので注意してください!
国によって、個人輸入の難しさは違う
ここまで見てきたように、個人輸入では「商品を買う」以外にも、決済、現地での受け取り、国際発送、税関など、いくつかの手続きがあります。
アメリカや中国の個人輸入については情報も多い一方、国によっては日本への直送を前提にしていない通販も普通にあります。
問い合わせが現地語だったり、現地で付加価値税がかかったり、送料が商品代より高くなったりすることもあります。
こうした条件がいくつも重なると、自分だけで進めるのはなかなか大変なので、個人輸入代行サービスを活用するのも一つの選択肢です。
メキシコから個人輸入をしたい場合
メキシコからの個人輸入は、アメリカや中国などと比べて少し情報が少なく、手続きでつまずくことがあります。
Mercado Libreは日本への直送を前提としていないショップが多く、問い合わせもスペイン語です。現地でIVA(付加価値税)がかかったり、送料が商品代より高くなったりすることもあります。
また、メキシコで販売されていても原産地が別の国なら、関税の優遇が使えない場合があります。植物の場合は、さらに検疫やワシントン条約の確認も必要です。
日本へ直接送れない商品を購入したい場合は、メキシコ専門の輸入代行業者Alma Méxicoへお任せください🤝🇲🇽